春夏秋冬、笑顔を届ける7色野菜【岩手県北上市/うるおい春夏秋冬】

簡単にまとめると

多品種栽培により切れ目なく野菜をお届け
野菜を楽しむための様々なプロジェクト
彩り鮮やかなカラフル野菜

岩手県北上市、北上川の近くに畑を構えるうるおい春夏秋冬(ひととせ)は元寿司職人の高橋賢さんが春夏秋冬を通してたくさんのお客様に野菜を味わう楽しさを届けるため”おいしく、楽しく、美しく”をモットーに土作りからこだわった野菜を栽培されています。今回は代表の高橋さんからうるおい春夏秋冬が手掛けるプロジェクトと見た目にも楽しいカラフル野菜についてお話を伺いしました。

五感で感じる野菜作り

うるおい春夏秋冬では一年中切れ目なく提供ができるように、約80種類の野菜を栽培されています。フィレンツェの貴婦人、タルティーボ、トレビス、フィノッキオなど…珍しい品種がずらっと並びますが、これらの野菜は名前の珍しさだけではなく、その彩りも特徴的。思わず手に取りたくなるような美しさもまた、お客様への想いから。

「野菜は育て方や味わいのみで語られがちですが、手に取りたくなるような色や美しさ、味わう場所や時間の楽しさなど、五感で感じる喜びも含めてお届けできるように様々な品種を育てています。」

それぞれの野菜に合わせて有機物や微生物のバランスを整え、できるだけ化学肥料や農薬の力を借りずに健康な野菜を育てる”土作り”に始まり、すべての野菜がお客様の手元に届く特別な1個だということを常に意識できる”人づくり”

野菜を楽しむためのプロジェクト

「私たちはお客様を喜ばせることが大好きな農園なので、野菜を味わっていただくだけでなく、野菜のいろいろな楽しみ方をお伝えしていきたいと思っています。今は朝市やマルシェへの出店や収穫体験、料理教室を開催していますが、ここに来なければ得ることのできないような体験や食べることのできない野菜の味わいなど、『お金で買えない贅沢』をキーワードに、もっともっと仕掛けていきたいと考えています!」

お客様が笑顔になる野菜との出会い、体験。うるおい春夏秋冬の手掛けるプロジェクトは様々な形で野菜の楽しみを伝えてくれます。

さらにフードロスを無くすため、規格外の野菜を美味しく食べるプロジェクトにも取り組まれています。漬物やポタージュなどの加工品開発、賛同レストラン協力のもと規格外野菜を使ったメニュー開発などにも力を入れておられます。

虹色の野菜たち

うるおい春夏秋冬がモットーに掲げる”おいしく、楽しく、美しく”の美しさの部分は、もちろん野菜ひとつひとつの彩りでもありますが、あいのり便がおすすめしたいのは何といっても7色野菜たち。虹を描くためにパレットに絵具を広げたような7色のプチパプリカ、にんじん、大根。
同じ品種でも色が違うだけでこんなに心がウキウキするなんて…!赤色にはリコピン、紫にはアントシアニンなど、品目によって含有成分には違いがありますので一概には言えませんが、同じ品目の中でも色によって成分量は異なります。食べ比べてみると味わいが違うことにもまた驚かされます。サラダにはもちろん、調理方法に気を付ければ加熱してもそのまま美しく食卓を彩ってくれます。まさに目でも味わえる野菜たち。

さらに、花ズッキーニなど普段スーパーでは見かることのできない鮮度命の希少品も直送対応で対応していただけます。

「私の前職は寿司屋の板前ですが、野菜の作り手という立場になっても、ずっと変わらないことがあります。それは、お客様を喜ばすことが大好きだということ。直接のやり取りはなくても、シェフを通じて、料理を通じて、その向こう側にお客様の喜ぶ顔が見えることに、この上ない幸せを感じます。」

美味しさだけでなく、楽しさや美しさも考えられたうるおい春夏秋冬の7色野菜たち。是非その目と舌と心で、味わっていただきたいです。